- 三線日々好日
- 湛水流伝統保存会定期演奏会に向けて
2018/02/15
湛水流伝統保存会定期演奏会に向けて
三線の師匠に勧められ右も左も分からぬまま入会した湛水流伝統保存会。第30回の定期演奏会3日前、稽古に熱が入ってきました。師をはじめ多くの方とのご縁にただ感謝です。
会長:國吉清昂から演奏会への臨み方の話がありました。いつも気付きがあります。
私は湛水流舞踊・首里の地謡をさせてもらいますが歌、三線とも出来がよくなく大汗でした。残る2日間集中して成功させてみせます。
「瓦屋四重奏」は必聴です。
※プログラムはこちら。画像クリックで中のプログラムが見れます。
湛水流は琉球古典音楽の鼻祖・幸地賢忠(湛水親方)が確立した歴史的に重要な流派です。歴史の流れに翻弄されながら320年余脈々と受け継がれてきました。それは湛水音楽が持つ魅力があったからです。30回目を迎える本公演では沖縄音楽研究の先駆者であり当会初代会長でもある山内盛彬を顕彰しその楽曲にも触れるとともに、盛彬翁が継承した琉球王朝時代の禮楽(為政者の嗜みとして推奨された芸能)も鑑賞いただけます。入場無料です。多くの沖縄音楽、琉球文化のファンのご来場をお待ちしております。
【プログラム】
~第一部~
1.湛水流斉唱「作田節、早作田節」
2.王府おもろ(二節)
3.湛水流舞踊「暁」
4.湛水流斉唱「虎頭山節」
5.クェーナ(二節)
~第二部~
6.御座楽(四節)
7.湛水流舞踊「首里」
8.湛水流斉唱「ぢゃんな節」
9.山内盛彬の世界
(1)ひやみかち斉唱
(2)楽器「三山」演奏(山内盛貴)
(3)瓦屋四重奏