- 三線日々好日
- 三線の教師免状(湛水流伝統保存会)をいただくことができました。
2020/05/23
三線の教師免状(湛水流伝統保存会)をいただくことができました。
新型コロナにより総会が開けない中、去った5月7日付けで湛水流伝統保存会より三線教師の免許を交付していただきました。教師の免許をいただくには何もかも足りないと思いましたが会長はじめ、湛水流を学ぶことを勧めてくれた師匠、またたくさんの先生や先輩方のお許しと励ましをいただき、3月26日に試験を受けさせてもらいました。試験では演奏の不安な部分が特に出てしまい、試験終了後に早速先生方から指摘を受けました。技量未熟で本当に恥ずかしいですが、一緒に受験した仲間の演奏に助けられながら、また審査いただいた先生方のご厚情により合格させてもらいました。
これまで大小の失敗や恥の数は数えきれず、時にはもう三線をやめようかと思ったこともあります。それでもその都度いつも周りに助けられ、励まされてきました。それゆえ試験や舞台に出演することへのチャレンジを決して諦めずに来れました。関わってくれた方々にいつか報いることができるよう三線についてもっと深く研究、稽古していきます。
[(令和元年度)師範・教師試験の合格者全員と師匠の先生方も一緒の記念撮影]
毎度のことながら試験はほめられた成績ではありませんでしたが(汗)、新師範・新教師の記念撮影では新教師の中で最年長(しーじゃ)という理由で仲間に押され、会長(渡久山春憲湛水流保持者)の隣に座らせてもらいました。皆さんの同情に、否(いな)!愛情に感謝しながらそれに甘えるだけでなく、コロナ禍の中ではありますがこれから自分のできる限りのことで不肖大田、会のお役に立てるよう一層精進して参ります。