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2017/02/04
小さな会社の生き残り策としてのIT戦略
弊社は2002年10月に設立された、インターネットサービスを提供する会社です(屋号から法人化の際の資本金は300万円)。大きな企業の後ろ盾のないITベンチャー企業でした。自由闊達の半面、いつも事業の3大要素と呼ばれる「ヒト・モノ・カネ」に悩んできました。でも沖縄県が県のウェブサイト上で発表している「沖縄県内における中小企業者等の割合」(2014年6月13日付け)では99.9%が中小企業なので、ITベンチャーとは関係なく多くの経営者が「ヒト・モノ・カネ」に悩んでいると思います。
1995年のWindows95発売をきっかけにインターネットが一気に普及しはじめた頃からか、「情報」が新たな事業の要素、大切な経営資源と言われるようになり、弊社はその情報、例えば企業のサイト制作やポータルサイトの運営などで糊口を凌いできました。「ヒト・モノ・カネ」に苦労しながらも会社を維持できたのは情報化社会、インターネット社会の流れに乗れたからだと思います。
幸運にも時代に恵まれ会社を存続させてもらう中で実感したことがあります。それは中小企業は大手やライバル会社に対して「情報」で勝負するしかないということです。インターネット発達のお蔭で企業の規模に関係なく情報だけは比較的容易に手に入れることができるからです。そして入手した情報を足掛かりにアイデアを掛け合わせ、自社の情報をインターネットを使って発信し、事業を成長させていく、これが弊社のような弱者の戦略です。
では現時点での弊社の戦略における情報とは何か。記すことにメリットがあるので紹介しますと「補助金」と「ウェブサイトのアクセス」に関する情報です。このうちウェブサイトのアクセスに関しては、ウェブサイト分析ツール・Google Analytics(グーグル・アナリティクス)を上手に活用すれば、作ったサイトのアクセスをどんどん増やすためのヒントとなる情報を得ることができます。情報なくして戦略なし。幸い弊社はインターネットサービスの会社、ITツールを扱うのが仕事です。自ら実践して体系立てながらこのブログでできるだけご紹介したいと思います。知らない、あるいは知ってもやらないライバルとの差をつけましょう。