- 三線日々好日
- 介護福祉施設「敬老会・誕生会」の余興に出させてもらいました。
2017/09/30
介護福祉施設「敬老会・誕生会」の余興に出させてもらいました。
福祉施設での演奏
今年の敬老の日を含む三連休とその前後に、三線を始めてから考えていた地域の敬老会の余興にいくつか出させてもらいました。その中のひとつ、デイサービス(通所介護)センターでの敬老会・誕生会余興は舞踊をされている大学の先輩と一緒に出させてもらいました。先輩は福祉施設への慰問といったことを日頃からライフワークにしていました。会合などでお会いするたびに「踊るのがとても好き。また楽しい」と聞いていた私は自分もいつか挑戦したい、そして同じように一生の活動にしたいと考えていました。ちょうどそんな時、所属する琉球古典音楽の団体の先輩から職場で敬老会があるので一緒に出ないかと声をかけてもらい、ふたつ返事でお受けするとともに大学の先輩にも声をかけて一緒に参加することになりました。
介護の仕事に携わったこともまた施設に親族を訪ねたこともない私は、合間に直には初めて見る職員の方々のお仕事の様子に大変な感謝の気持ちを持ちました。人は必ず老いる。私の両親も私も。それを誰かが支えているという当たり前のことが初めて大きく自分に迫ってきました。みーそーまー(うちなーぐち=沖縄の古い言語で、ものごとが見えてない、の意)の自分にできることは何だろう、せめて入所されている皆さんに音で何か伝えられたらと思い、思い切り弾き歌いました。皆さん、本日は誠におめでとうございます。心からお姿まで、いつまでも若々しく元気であられますように願います。
地域貢献・社会貢献の目標に一歩前進
貴重な機会をいただいた、また出会ったすべての方々と今後も共に活動していければと強く思うのと同時にこの気持ちを忘れずに三線の稽古に精進していきます。
施設の代表の方(左)と先輩
地謡のメンバーと