- 三線日々好日
- 2022年度沖縄タイムス「選抜芸能祭」に出させてもらいました。
2022/10/23
2022年度沖縄タイムス「選抜芸能祭」に出させてもらいました。
去る10月8、10、15、16日の4日間にわたって、那覇市久茂地のタイムスホールで2022年度の沖縄タイムス選抜芸能祭が開催されました。新型コロナウイルスの影響で3年ぶりとなる今回の選抜芸能祭には、5月~8月に審査のあった、三線や筝曲などの6部門の伝統芸能選考会の入賞者を中心に約180人が出演しました。今年度はいずれの部門も過去にない、コロナ禍での稽古環境不足とそれに伴う緊張という、特に苦しい中での試験を突破した入賞者の方々でことさら喜びがあふれる舞台でした。
不肖ながら私も過年度の入賞者として15、16日の両日、器楽合奏「鶴亀」の三線地謡(じかたと読み、またじうてーとも言います)で出させてもらいました。
新型コロナ感染拡大により琉球古典芸能も過去2年間、多くの公演が中止となっていましたが、少しずつ稽古や研修会、公演再開の動きが出てきました。私も11月は13日に宜野湾市文化祭と27日に中城村文化祭、また12月11日には宜野湾市社会福祉協議会主催のチャリティ芸能公演に出させてもらうことになりました。そのため毎日三線(めーなちさんしん)の日々です。「三線日々好日(にちにちこうじつ)」をお読みいただいている皆様にはぜひ公演にお足を運んでいただき、生の舞台をご鑑賞いただけるとさらに有難く思います。琉球古典芸能は地味ではありますが、学べば学ぶほどささいな日常、小さな幸せに深い感謝と喜びがあふれます。皆様とぜひ共有できればと思います。応援の程宜しくお願い致します。
ご一緒させてもらった三線地謡メンバーと記念撮影
地謡リーダーによるお筝のチンダミ(調弦)確認の様子