思い立つ日が吉日、最高のスタートの日
気がついた時ーそれはその事を処理する最高のチャンスである今日は自分に一番足りないと思っていたものが思いがけず脳に伝わり、またそのことをサッと処理することができた最高の日でした。きっかけは有限会社タフ住研の京一郎社長との昼食でした。会話の中で先祖の話になりました。京社長はご両親の月命日の日は朝早く手を合わせているとのことで私にご両親はご健在かと尋ねられました。私は、有難いことに元気です、と答え、代わりに今は亡き両祖父母のことと信心深い母のことを思い出しました。母も両方の両親の月命日を大切にする人です。また自分より若く亡くなった、私の叔母にあたる妹の月命日にも朝方台所に立ち手を合わせています。月命日だけではなくそういえばほぼ毎日というぐらい朝起きたら台所で手を合わせ誰かのために何かつぶやいています。そして今日は私の父方の祖母の命日でした。朝方、母から父の実家に行くことを聞かされ、私も行きたい気持ちが湧き「自分も行きたいけど」といいながら昼食の場所に向かったのでした。昼食から戻り、急ぎ仕事を済ますと同時に両祖父母の命日を調べました。私は覚えていなかったのです。そしてすぐ手帳に書き留めました。そして意外なことに父が両方の両親の命日を手帳を開いた一番最初のページに書いており、毎年手帳を新しく変えるたびに書き写していることを知りました。父が台所に立って手を合わせいる姿を見たことがないですし、そんな柄ではないからです。京社長から月命日の話を聞いた時、会社経営で成功されている理由のひとつは親を大切にする、親に感謝するからだ、と倫理法人会で教わる人が生きる道、人としての基本的なことをあらためて思い出すともに、私も父に似てまったくそんな習慣がないことから京社長に、男性では珍しいですよね、と聞くと自分も最初からそういう人間ではなかった、すべて習慣だよと話してくれました。そして、人間は習慣の奴隷だから習慣化できればできなかったこともできるようになる、とアドバイスしてくれました。私は悪い習慣は止め、反対に良い習慣を身に付けようと、またご先祖にもっと感謝して日々過ごさなければと強く感じていましたが、なかなか身に付きませんでした。昔から大きな目標まであと一歩というところでいつもしくじるのは、努力不足はもちろんそうですが、親祖先を大切にする気持ちが不足しているのも大きな原因のひとつではと最近はますますその思いを強くしていました。父の実家には行けませんでしたが、実家の方向に正座し手を合わせ、京社長との話を思い出し、私が存在しているのは祖母のお蔭であること、これから全力で悔いのないように努力をすること、そしてこれからも見守ってください、と唱えました。これからは毎月4人の祖父母とそのご先祖様にも手を合わせます。私のきょうだいたちもこのブログを読んで同じことを思ってくれたらうれしいな。身体が心に追いつくまた京社長からは夢を叶えたいならどんな小さなことでもいいのでそれを1,000個紙に書いて、できたものは消していきなさいというアドバイスも頂きました。早速一つですが、親祖先を大切にする、という願いが叶いました。正確にはまだ着手できただけですが、私は親祖先、特に親への感謝の念を持ちながらもうまく表したり、持続することができずに時に悩み、どうしたらこの不自然さを克服できるか、ずっと考えてきた気がします。そして最近はどうしたら親祖先への感謝の気持ちを信念にまで高めることができるか試行錯誤中でした。それらを解決する方法を今日とうとう見つけた気がします。長かったな。。。やっとついに身体が心に追いついた感じです。この感動を歌ってお伝えしたいところですが、下手な歌でぶち壊しになりそうなので代わりに、倫理法人会で使用するテキスト・万人幸福の栞の第一条の中に「気がついた時ーそれはその事を処理する最高のチャンスである。それをのばせば、次第に条件がわるくなる。事情の最も高潮に達した時、その波動(うごき)が、人の脳に伝わって気がつくようになっている」という一文があります。この中にある「事情の最も高潮に達した時」が私にとって今日だったのかもしれません。延ばし続けてしまった、気づくのが遅くて情けないという気もしますが、ブログの副題にある通り、思い立った今日が「最上吉日」である、とプラスに考えてここからは怒涛の反撃、大願成就といきます。ご先祖様、調子に乗り過ぎたり、怠けたりしましたらまたお仕置きを与えてください。お願いします。継続のコツ、急がず休まず京社長からはほかにも、経営の要諦(ようてい)である利他の精神、社員は家族と同じ、そして朝起きについて等々、たくさん話を聞かせてもらいました。相手を喜ばせることによって起きた奇跡のような話もありました。40代前半で知人の保証人になったことから大きな借金を背負い、子ども5人を抱えながらも完済したこと、それ以外にも大ピンチががあったがそれらのおかげでいつも成長できた、僕の人生「七転びチャー転び」と笑っていました。また大変な危機にならないと人は目覚めない、とも仰っていました。京社長とは2年半ほど前、倫理法人会の仲間にご紹介してもらったのがご縁です。好奇心旺盛でフットワークが軽く、誰にもフランクと、お聞きした通りの社長で、お会いしてお話が興味深くすぐに倫理法人会の経営者モーニングセミナーで講話もいただきました。お会いするのはそれ以来でしたが、変わらぬ快活さで、以前と同じく会社の売上などの壁を破れない私の悩みはどれも小さいと笑い飛ばされてしまいました。ざっくりいうと、目標設定が低すぎてそれがいけかったようです。また人間力を高めなさい、ともアドバイスもらいました。どれもウチアタイです。京社長は信仰や、経営の勉強をしっかりされているためでしょう。夢を叶える条件をいくつも話してくれました。備忘録として記します。・常に人の役に立つこと、人の幸せを願うこと・理想や目標は下げない、下げては努力しなくなる・動く大黒柱になれ、ひとつのことに固執しない・運が大事、すぐするまた悩むことは大切、すべて意味がある、乗り越えられる試練しか来ない、人の経験は使えない(だったかな)から頑張りなさい、と励ましてもらいました。京社長の40代や同年代の友人たちと自分を比べると焦りはなくなりませんが、以前知人に教えてもらった言葉「急がず休まず」に良い習慣を続けていきます。即行動の威力今回の昼食は2週間ほど前、京社長を紹介してくれた倫理の仲間に久しぶりに京さんに会いたいね、と軽く話したところすぐに電話をしてくれて実現しました。仲間に感謝です。と同時にすぐ動く、即行の威力をあらためて感じました。そして事業など成功させることで沖縄の先祖供養の力を実証し、確信を深めたいと思います。またお二人の即行力には遠く及びませんが目標にします。話の最後には今度私の家に来てもらうことにもなりました。タイミングあえば両親にも会ってもらいたいな。私は仲間に、縁に恵まれています。心残りは京社長との写真を撮り忘れたことです。今、ここに感謝しここから常に全力を発揮できますように・・・〔感謝〕ホームページ 有限会社タフ住研
2017/02/11
サイトを公開したら必ずすべきこと:Google Search Console設定
新規で作ったウェブサイトを公開後、「Google検索」や「Yahoo検索」で見つけようとしても見つかりません。理由はグーグルやヤフーがそのサイトの存在を知らないからです。理由が分かれば対処のしようがあります。作ったサイトの存在をグーグルやヤフーに知ってもらいましょう。それにはグーグルの「Google Search Console」(以下グーグル・サーチコンソール)というツールを使います。「Google Search Console(グーグル・サーチコンソール)」とは グーグル・サーチコンソールは、グーグルがサイトのデータ収集に使うための道具(ツール)です。なのでグーグル・サーチコンソールにサイトを追加すればグーグルが情報収集のためサイトを認識=サイトの存在を知る、ということに繋がるわけです。ここがポイントです。根拠が分かれば覚えやすいですね。なお、初めて知った方のために、グーグル・サーチコンソールの利用は無料です。利用にはグーグルのアカウントが必要になります。また利用にあたっては、これもグーグルが無料で提供しているウェブサイト分析ツールGoogle Analytics(グーグル・アナリティクス)との連携が必須です。 グーグル・アナリティクスについては別の記事で取り上げます。またグーグル・サーチコンソールは以前はグーグル・ウェブマスターツールという名称で呼ばれていました。グーグル・サーチコンソールに「プロパティを追加」する では具体的に何を行うか説明します。「グーグル・サーチコンソールにサイトを追加」と前述しました。グーグル サーチ コンソールの言い方では「プロパティを追加(する)」と言います。手順は以下の通りです。1.グーグル・サーチコンソールにアクセスし、持っているGoogleアカウントでログインします。アクセスはこちら Google Search Console2.ログインしたら画面右上の赤いボタン「プロパティを追加」をクリックします。3.サイトのURLを入力し「追加」をクリックします。4.「所有権の確認」画面が表示されます。「おすすめの方法」から「このHTML 確認ファイル」と書かれたリンクをクリックします。ファイルのダウンロードが始まります。5.ダウンロードした確認ファイルをサイトへFTPソフトを使ってアップロードします。6.アップロードが正しく行われたか、サイトのURL/ダウンロードしたファイル名にアクセスします。次のように表示されたら成功です。7.ロボット(不正)ではない確認方法に答えて、 [確認] をクリックします。8.次のように「(URL) の所有権が確認されました。」と表示されれば確認は完了です。 これでグーグルのロボット(ウェブクローラといいます)がサイトの情報を収集しに回ってきます。結果、早ければ1週間から10日、遅くとも2、3週間でグーグルがサイトを検索結果ページに提示してくれるようになります。ただし、キーワードは企業サイトの場合は「社名」、または「サイト名」といった固有のもの(他のサイトと競合しないキーワード)に限られます。よってまったくサイトのことを知らない人に見つけてもらうには、次の施策が必要になりますがグーグルにサイトの存在を認識してもらう、ということがSEO対策を進めていく上での順序として大切なのでまずはここをしっかり押さえておきましょう。 ちなみに、このブログも公開時はグーグルの検索結果にまったく出てきませんでしたが、グーグル・サーチコンソールにプロパティを追加後、サイト名の「アルテ大田 日々好日」ですぐ見つかるようになりました。現在、検索上位に4ページが表示されています。下記参照。 サイトマップの追加について なお、グーグル・サーチコンソールには作ったサイトをより盤石にグーグルに認識してもらうための方法として「サイトマップの追加」という設定がありますが、「プロパティを追加」だけで検索結果に表示されるようになることが多いのでここでは割愛させてもらいます。しかし、上に「より盤石」と書きましたようにグーグルへのサイト認識を補完する面があるのでできるだけ行ってください。またヤフーの検索システムはグーグルの検索システムを採用しているのでグーグルにサイトの存在を知ってもらう、つまりグーグル・サーチコンソールにプロパティを追加しておけば「Yahoo検索」でも表示されるようになります。〔参考〕サイトマップについて 「サイトマップが必要かどうか」(Search Console ヘルプ)
2017/02/10
ホームページやブログにアップした画像が横向きに表示された時の対処方法
クライアント様からホームページにアップロードした物件画像が横向きに表示されているがどうしてなのか、またどう対処したらいいか問い合わせがありました。(状況)(まず対処方法です)1)PC内の画像がある場所で横向きになってしまった画像を右クリック→「プログラムから開く」からWindowsフォトビューワーで開きます。(画像クリックで別画面)2)Windowsフォトビューワーの下の方の「右回りに回転」(又は「左回りに回転」のどちらでも可)で一回転させて「ファイル」から「終了」または右上隅のバツ印で閉じます。これで上書き保存されます。 (画像クリックで別画面)3)一回転させ保存した画像を再度アップロードすると今度は正しい向きでアップされます。これで解決です。 (横向きに表示された原因)一言で言うなら、パソコンの技術進化が原因です。恐らくパソコンをWindows10に変えたのだと思います。まず前提は撮影物をデジカメあるいはスマホのカメラを縦にして撮影されたと思います。撮影物が縦に長い場合、それは自然なことなので問題ありません。今回のお問合せ以前もずっとそうして撮影してホームページ等にアップロードしてきているはずです。でも横向きに掲載されて困ったということはなかったはずです。でもその時、実は今回対処方法として紹介した画像の回転をしてからアップしていたはずなのです。それが先ほど原因として書いたようにパソコンが恐らくWindows10になった、そしてもっと正確に言うのであれば撮影したカメラとの関係で、画像が下の画像のように縦に表示されていたので、これまで行っていた回転処理をせずにアップした。だから横向きに掲載されてしまったわけです。知っていて頂きたいのは、デジカメやスマホのカメラを縦にして撮影しても画像にはデジカメやスマホを横に持って撮影した時と同じ状態の情報が保存されている、ということです。撮影の多くは横に持って撮影するからと理解してください。それがパソコンに取り込んで見る、あるいはスマホで見る際に画像を表示する機能が自動的に働いて縦に表示してくれているのです(見る人のことを考えて。なんて気の利く、素晴らしい技術でしょう)。(説明で間違っているところがありましたら後学のためにどなたかご教示お願い致します)スマホやパソコンで見るだけなら問題ないのですが、ホームページやブログにアップしますと別のシステム環境になるので画像は横向き情報ですから、情報の通り横向きに表示されるというわけです。長くなってしまいましたが、パソコンの技術進化が原因というのはそういう理由です。その場合は慌てず、上で紹介した方法で向きを直してください。上の2)のようにWindowsフォトビューワーで一回転させることで画像の情報が横向きから縦と書き換えられアップロードすると縦に表示されます。でもこの処理は既に書いたようにこれまでも行っていたはずです。画像のアップロードが楽になったと思ったのですが、実際は変わらないということで少し残念ですが原因が分かれば問題ではないですね。なお、Windows10ゆえ起こったこの画像横向き掲載の解決法(画像の回転)は、Win10で私が試した中では今回紹介した方法が一番簡単かと思います。ちなみに、Windows10から画像をダブルクリックして開くソフトが「フォト」に変わっていますがフォトや画像を右クリックして→「右に(または左に)回転」するだけでは画像の向き情報は書き換わらないようです。Windowsフォトビューワー以外で直せたアプリケーションソフトは「Windows Live Photo Gallery」でした。WindowsフォトビューワーとWindows Live Photo Galleryは、Windows7以降のOSには最初から入っているので使い慣れている方で回転→保存されてください。画像を回転させることが多く、OSがWindows10の場合は画像をダブルクリックすると開く(デフォルトで開く、ともいいます)ソフトをフォトからWindowsフォトビューワーに変更する(関連付ける、ともいいます)と回転処理があまり苦にならなくなるので変更されることをお勧め致します。今回ついでに確認したところ、Win7ではスマホを縦にして撮影した画像はPC上では横向きに表示されるようです。その場合はもちろんアップロードする前に画像を回転させて直されてください。補足でした。まれにですが、Win10で画像を一回転させずにアップロードしても縦に表示される場合があるようです。※撮影機器やPCソフトによっては例外もあり、今回の説明と違うことがあります。「縦向きで撮ったら画像を一回転させる」そして「縦向きでアップされたか確認することを忘れない」。以上を基本にされるといいと思います。何かお困りごとがございましたらお気軽にお問合せください。
2017/02/07
サイトを公開する前に必ずすべきこと
作ったウェブサイトが「Google検索」で後々すぐ見つかるよう上位表示させるためにサイト公開前にしておくことがあります。つまりサイト制作の基本中の基本になります。「Google検索」ですぐ見つかるように対策を講じることを「SEO対策」といいます。SEOとはサーチ・エンジン・オプティマイゼーション(Search Engine Optimization)の英語の頭文字からきており「検索エンジン最適化」と訳されます。専門性が必要とされるため、一般的にはとっつきにくいですがサポートの中では詳しく説明させていただいています。1.titleタグの設定 SEO対策上、サイト公開前に必ずすべきことのひとつ目は「タイトルタグ」の設定です。タイトル(title)タグとは「ページのテーマ・主題」です。各ページごとに付けます。ここで設定したものがグーグルなどの検索エンジンの検索結果ページに表示されます。ですので検索者の目にも触れますし、グーグルがサイトの情報を収集し検索順位を決定する際の重要な要素のひとつです。設定の仕方は、「タイトル|サブタイトル」という構成で文字数は、24~34文字が目安です。例えば、トップページだと「ホームページやSNSで御社の広報活動をお手伝い|アルテピナコテーク沖縄」という具合に設定します。まずは特徴、強みが優先なので社名は後です。2.meta descriptionタグの設定 二つ目は「メタ ディスクリプション(meta description)タグ」の設定です。メタ ディスクリプションタグとはページの「概要説明文」になります。これも検索結果ページで表示され検索者の目に触れるので重要です。当然訴求するよう考えなければなりません。140文字が目安です。3.h1~3タグの設定 三つ目は「h1タグ」です。h1タグとはページの「大見出し」になります。これは検索順位に比較的強く影響を与えるといいます。ちなみに「h2」は「中見出し」、「h3」は「小見出し」となります。 上に挙げた1~3の設定の際、商品やサービスの強みやこだわりを表すキーワード、また自社の持ち味を表すキーワードを盛り込んでいきます。 サイト制作時に施すSEO対策は他にもいくつかありますが、最低でもこの3つは手掛けてください。物事を首尾よく進めていくためには順序が大切なように、SEO対策でも順序が大切です。この3つが抜けていたり、また弱かったりするとサイト運用を頑張っても検索結果の上位表示に時間がかかったりします。設定する場所をしっかり押さえることとキーワードを盛り込んだ文章作成を頑張りましょう。
2017/02/06
プロモーション用の写真撮影を行いました
先日、北谷町のサンセットビーチでプロモーション用の写真撮影を行いました。 弊社では、「売れる」写真をテーマに写真撮影、映像撮影も随時行っています。お気軽にご相談ください。
2017/02/05
小さな会社の生き残り策としてのIT戦略
弊社は2002年10月に設立された、インターネットサービスを提供する会社です(屋号から法人化の際の資本金は300万円)。大きな企業の後ろ盾のないITベンチャー企業でした。自由闊達の半面、いつも事業の3大要素と呼ばれる「ヒト・モノ・カネ」に悩んできました。でも沖縄県が県のウェブサイト上で発表している「沖縄県内における中小企業者等の割合」(2014年6月13日付け)では99.9%が中小企業なので、ITベンチャーとは関係なく多くの経営者が「ヒト・モノ・カネ」に悩んでいると思います。 1995年のWindows95発売をきっかけにインターネットが一気に普及しはじめた頃からか、「情報」が新たな事業の要素、大切な経営資源と言われるようになり、弊社はその情報、例えば企業のサイト制作やポータルサイトの運営などで糊口を凌いできました。「ヒト・モノ・カネ」に苦労しながらも会社を維持できたのは情報化社会、インターネット社会の流れに乗れたからだと思います。 幸運にも時代に恵まれ会社を存続させてもらう中で実感したことがあります。それは中小企業は大手やライバル会社に対して「情報」で勝負するしかないということです。インターネット発達のお蔭で企業の規模に関係なく情報だけは比較的容易に手に入れることができるからです。そして入手した情報を足掛かりにアイデアを掛け合わせ、自社の情報をインターネットを使って発信し、事業を成長させていく、これが弊社のような弱者の戦略です。 では現時点での弊社の戦略における情報とは何か。記すことにメリットがあるので紹介しますと「補助金」と「ウェブサイトのアクセス」に関する情報です。このうちウェブサイトのアクセスに関しては、ウェブサイト分析ツール・Google Analytics(グーグル・アナリティクス)を上手に活用すれば、作ったサイトのアクセスをどんどん増やすためのヒントとなる情報を得ることができます。情報なくして戦略なし。幸い弊社はインターネットサービスの会社、ITツールを扱うのが仕事です。自ら実践して体系立てながらこのブログでできるだけご紹介したいと思います。知らない、あるいは知ってもやらないライバルとの差をつけましょう。
2017/02/04
自分を変える、未来を変える、社会を変える
倫理経営講演会「大転換の時代ー新に挑む(しんにいどむ)」よく「元気あるね」と言ってもらいますが、意識して空元気の大田です。今日は年一回開催される中部倫理法人会主催の倫理経営講演会に行ってきました。テーマは「大転換の時代ー新に挑む(しんにいどむ)」。講師によると2017年は干支(えと)でいうと丁酉(ひのととり)だそうで、「新旧のやり方や勢力がぶつかりながらも新しい時代へ熟成していく年」とのことです。これまでの価値観や常識に囚(とら)われずに新しいことをやっていかないといけない時代であり、また「終焉の始まり」とも仰っていました。そんな時代の一例として、欧米を中心に広がりつつあるウーバー(Uber)の配車サービスやエアービーアンドビー(airbnb、通称エアビー)の宿泊サービスといったシェアリング・エコノミーの話がありました。シェアリング・エコノミーとはソーシャルメディアの発達により可能になったモノ、お金、サービス等の交換・共有により成り立つ経済の仕組みのことです。日本での事例としては、北海道中頓別(なかとんべつ)町や岩手県釜石市が、過疎化対策や観光促進、地域活性化にウーバー(最初聞いた時はウーハー?と思いました)やエアービーアンドビーと提携し、ライドシェアや民泊の提供に乗り出しているとのことでした。我々企業一社一社も社会の課題について感度を上げ、自社の商品・サービスをどう社会に生かしてもらうか考えてみる、そして自社の商品やサービスで社会の課題を解決する、そんな講師の投げかけは企業のみならずすべての人にとってハッピーなことであり、とてもいいと思いました。講師はそれを「ソーシャルイノベーション」と呼んでいました。弊社も日頃から事業を通じて社会貢献をしたいと考えていたので早く会社を安定させなければと思います。と同時に身近で「モノシェア」というシェアリングサービスを提供する会社を思い出しました。この代表者も社会をもっと良くしよう、変えようと頑張っており、昔からの知り合いでもあるのでぜひ成功を応援しようと思いました。〔参考〕モノシェア|「もったいない」を「ありがとう」へ(67andパートナーズ合同会社)話が脇道にそれますが、私は仕事や私生活で壁にぶつかっていた42歳になるかならない頃、事態打開ができればと倫理法人会に入会しました。その前には20代頃から(もしかしたら10代から?)自分を変えたいとずっと思ってたから縁があったのでしょう。先日友人に入会を勧めたのですが「俺は不倫理な人間だから(笑)」とうまくかわされ逃げられましたが私も似たような不倫理な人間です。話が少し脱線しかけましたが半年ほど前だったでしょうか。「今週の倫理」というものに「人間はよほどのことがないと自分を改めようとは思わないものです。だからこそ、意識して実践する必要があるのです」という一文を見つけました。これを読んだ時、なるほどそうか・・・意識することが実践のポイントなんだ。これで不自然でよくないと思っていることがどんどん解決するぞ、と嬉しくなりました。しかし検証すると、うまく実践できるときとできないときがあります。そうか、意識しても実践できないときがある。要はいつまでたっても自分の心ひとつ完全にコントロールできないわけです。実践の継続の難しさです。その時にこれはもっと倫理法人会での学習を深めるしかないなと思いました。というのは倫理法人会は「実践」を通じて心のわがままをなくすことを目指す会だからです。自分の知らない自分に出会う少し長くなりますが、倫理法人会には経営者モーニングセミナーという、各倫理法人会ごとに毎週一回開催されている経営者または経営幹部のための朝6時からの勉強会があります(沖縄県内16法人会)。様々な方を講師に招き、約45分間話を聞いて学ぶ場所であるとともに心をリセットする場所でもあります。日々の鍛錬を確認する道場である、と教えてくれた先輩会員もいました。役員・幹事になるとその日は朝5時に会場に入り清掃や準備を行います。私も3年ほど前から幹事の役をいただき、朝5時に会場入りすることがありました。しかし、去年3ヵ月ほどモーニングセミナー自体に参加できないことがありました。私は自分を変えたいと何年も願いながらそれができないのは、私には善い行いを終始一貫してやり抜くという習慣がこれまでなかったからではないか、というもはや確信にも近い思いを抱いています。そしてまだ仮説ですが、善い習慣の先に自分が変われるのでは、と思っています。そんな小さな希望があればいい。実は去年、倫理の実践手帳の目標に毎朝5時起きて勉強すると書いたのですが挫折してしまいました。既に朝4時や5時から毎日働かれている方や勉強して成功している方が大勢いるのに恥ずかしい限りですが、今日の講演でも、変えられるのは自分と未来、という話がありました。私も自分を変え、未来を変えたい。私の今の生きる目的は、自分の知らない自分に出会うことです。もちろん良い自分、本物の元気ある自分にです。朝起きは繁栄の第一歩という言葉が倫理法人会にはあります。自分には毎日はできない、無理だと思いましたがあらためて5時起きに挑戦します。朝起きの先に自分の知らない自分がいる、それを信じて今日の講演のテーマである、私の「新に挑む(しんにいどむ)」とします。ちなみにモーニングセミナーの参加は朝起きを達成する私なりの手段でもあります。そして朝起きも自分を変えるという目的を達成する手段です。目的を達成する手段や方法はよく山登りに例えられたりしますが、人それぞれ、何通りもあると思います。講演でも世の中の変化に対して、変えるものと変えてはならないものがある(「易不易の原理」)という話があり、柔軟に変えるものとして「方法」や「戦略」があるおっしゃっていました。反対に変えてはならないものとして「創業の精神」といった原理原則があるとのことでした。私もまた縦横無尽に方策を考えながら目的を必ず達成するのと併せて自分の中で変えてはいけないものもしっかり練り固めていきたいと思います。さあ、間に合うか・・・明日からあらためて毎朝5時起きに挑戦です。ただこのブログを書いているうちに午前1時をかなり回ってしまいました。明日の中部倫理法人会のモーニングセミナーに参加できるかだいぶ不安になってきました。中部倫理法人会の倫友の皆さん、参加できない場合はどうぞ笑ってお許しください・・・最後に講演会に話を戻しますと、いい会社、成功している会社の共通点や失敗をした時、ツイてないなーではなく失敗をも喜び、自己革新を図るといった話などもありました。実践で生かしていきます。そして最後には講師自らの会社で起こったいろんな試練を乗り越えて事業を発展させることができた実践報告などもあり、とても内容の濃い、参加して良かったと思う講演会でした。また講演会の前には株式会社中部鋼材さんの素晴らしい朝礼実演もありました。倫理法人会の倫理経営講演会は各地域で年一回の開催です。沖縄県内各地域の開催予定はこちら(沖縄県倫理法人会のホームページ)にてご確認できます。ご覧なられた皆様、宜しければ足をお運びください。〔参考〕倫理法人会とは(一般社団法人倫理研究所)〔参考〕株式会社中部鋼材
2017/01/23
今年初のミーティングとクライアント様訪問
前職の広告代理店の時からの仲間と今年初の技術部門のミーティングを行いました。弊社提供のプラットホーム事業やWebシステムがどんどん進化・複雑化しておりそれをさらにどう磨いていくか、今年は正念場です。その後クライアント様を5社訪問させてもらいました。本来社員には教える立場ですがいつも教わることが多く私は幸せ者です。今年は営業部門の仲間も含め、メンバー全員の力を結集して過去最高の売上を達成します。皆様、今年もどうぞ宜しくお願い致します。
2017/01/06
2016年を振り返って
皆さん新年あけましておめでとうございます。お正月はいかがお過ごしでしょうか。今年こそは変わりたい、超ポジティブな大田です。人は未来を生きる、と云うが時々は歩みを振り返らなければいけないだろう、ということで新年という節目、2017年仕事を頑張るにあたって2016年を振り返ります。まずいいことは健康で働けたことです。働きは最上の喜び、といいます。健康で働けたことはよかったのですが一年の途中あたりから厳しい戦いでした。私は小さなインターネットサービス会社の代表をさせてもらっていますが、この十年外部環境の変化をほぼ毎年現場で肌で感じてきました。しかし去年感じた変化はこれまでのものと明らかに違う気がしました。強い競争相手が増えるのは毎年のことですが、弊社が提供させて頂いているクラウドサービスへのクライアント様の評価が微妙に変わり始めているのを感じました。現在、クライアント様の変化に全速力で対策を講じている最中です。私の力量不足でなかなか事態を打開できずに苦しい毎日ですがまだまだ手が打てる早いうちに気づけてよかったと思う半面、提携パートナー先にしわ寄せがいった点は大変辛い、大きな、大きな反省点でした。厳しい戦いの原因は外部環境の変化だけでなく、もちろん内部にもあります。それは私です。というのも、小さな会社は社長の性格が業績に大きく影響するそうだからです。去年、ある経営勉強会の仲間に教えてもらった「業績不振8つの根本原因」というものの中にも一番ウエイトの高いそれとして「社長の朝の出社が遅く、仕事時間も少ない」と書かれていました。二番目以下に「戦略」の重要性が書かれてはいますが、業績を順調に伸ばすことができない現状を分析し変えていくには、戦略の重要性もさることながら、自らの生き方や在り方をまず直視しなければなりません。すなわち自分の性格の見直しが必須ということです。人間性を高める余地がまだまだあるということです。戦略は自らの人間性を高めなければうまくいかないと思うからです。去年はとても期待して頂いていた社長様から解約を賜ったり、HP制作では起業して初めて納品後に金額の全額返金を求められたりしました。他にも受注確実と思っていた仕事が取れなかったり、パソコンのHDDが生まれて初めて飛ぶなど、想定外のことが後半立て続けに起こりました。しかし、自分に都合の悪いことを喜んで受け入れることがまず問題解決の糸口になることを私は知っています。それが簡単なようで難しいことも知っていますが、問題を乗り越えるためには受け入れるしかありません。冷静に考えると、どの話も結果に至るのに思い当たることが一つ二つあります。原因は自分にあるわけです。そうなれば少しは素直になれる、実践しやくなる。一つ一つ喜んで対応しました。まだまだ安心はできませんがすべて解決の方向に進んでいる気がします。振り返ると去年は悪いことが多かった、と書こうとして、そうでないことに気づきました。期待を裏切った方には謝らないといけませんが、好ましくない結果も「すでに大きくのびるための一時の屈みであり、高くのぼるためのふんばりである」わけです。例えば、信頼していた社長様からの解約はそこから枝葉末節でない、本質的なサービスの改善点にとどまらず会社としての正しい戦略まで気づくことができたと思っています。一時の苦しみ、しばしの痛みはありますが、その先にはクライアント様に本当に支持されるサービスが生まれると信じ、仲間にも付いてきてほしいと思います。今年は起業して15年。もしかしたら私も会社も転換期なのかもしれません。それで去年色々な試練があったのかもしれません。どれも「もっと勉強しなさい」「もっと変わりなさい」という叱咤激励のメッセージだった気がします。ありふれた言い方になってしまいますが、苦難は自分を成長させてくれる有難いものだと思います。幸福に入る狭い門という言葉もあります。はなしは仕事とは違いますが、去年は趣味の三線の試験でも不合格の憂き目に遭いました。しかしこれも見方を変えると自分にはまだまだ実力がないことを自覚することができた、有難い結果でした。一部の方にはご案内済みですが、2017年1月1日付けで会社が東京の有限会社アルテピナコテークと統合になりました。今年は第二の起業のつもりで初心に帰り、がむしゃらにあらゆる面で実力を基礎から養う一年にします。会社としては既に仲間と話していますが、既存のサービスの改革、そしてクライアント様のケアを手厚くしていきます。また新しい、より便利なインターネットサービス立ち上げの年になります。その前に3月には決算があります。まだ3ヵ月あるのでここから少しでも業績を伸ばし黒字にできるよう気持ちを新たに全力で臨みます。元日にいただいた年賀状の中に、「酉年はこれまでの思いが成就する年と云われております」という一文がありました。他にも奮い立つような言葉をいただきました。弊社は今年も様々な困難がまだまだ予想されますが、勇気をもってありのままの自分をみつめ、ひるむことなく夢に突き進んでいきます。2017年、皆様お一人お一人にも多くの新しいチャンスが訪れ、思いが成就する一年になりますことを祈願致します。長文お読みいただきありがとうございました。※2016年の主なHP制作実績(リニューアル含む)・有限会社トォーラスハウジング様・ぎのわんヒルズ通り会様・有限会社新垣様・クリアス不動開発株式会社様・西原電気空調サービス様・沖縄いー物件(自社サイト・スマホサイト) 仕事以外で忘れずにいたいことも記します。・倫理法人会講話(那覇新都心倫理法人会2月、浦添市てだこ倫理法人会2月、ニライ倫理法人会3月、那覇国際倫理法人会10月)・沖縄タイムス伝統芸能選考会 三線の部 最高賞受験(結果、不合格)(6月18日)・世界のウチナーンチュ大会閉会式三線一斉大演奏参加(10月)・約10年ぶりに映画を見る(君の名は)(11月)・沖縄新進芸能家協会創立50周年式典参加、定期公演出演(12月)
2017/01/03
沖縄新進芸能家協会、第50回「定期公演」に出させてもらいました。
プログラム等に名前が「太田」と載ることが多いのですが、正しくは点のない「大田」です(笑) 去る12月17日(土)、18日(日)の両日午後5時から那覇市久茂地のタイムスホールで沖縄新進芸能家協会の第50回定期公演がありました。 沖縄新進芸能家協会(略称・新進協)とは沖縄タイムス伝統芸能選考会の三線・筝曲・太鼓・笛・胡弓(沖縄の島言葉では「くーちょー」と言ったりもします)・舞踊の6部門の入賞者からなる団体です。賞は新人賞・優秀賞・最高賞・グランプリがあり、公演には中学生から70代まで幅広い年齢の会員が延べ340人出演しました(主催者発表)。 今年は50回目の節目ということもあり演目も幅広く構成され、舞踊は古典や雑踊だけでなく創作も盛り込まれ、また古典音楽・三線の演目も多めだった気がします。一日18演目、2日間合計で36演目でした。3年前は2日間で約20演目だったのでなんと約1.7倍の演目数アップ!一日3時間超の公演でした。ご来場いただいた方には十分楽しんでいただけたのではないかと思います。(ちょっと長かったかな!?)演目数アップのおかげもあり、私は2日間で古典音楽斉唱2つ、舞踊の地謡3つに出させてもらいました。 斉唱のうち「茶屋節・すき節」は手を忘れてしまいその分、歌でカバーしようと思いましたが後でDVDを見るのが怖い。。地謡はなんとかミスなくこなせましたがまだまだ練習不足を感じます。あと出番が終わって客席から他の舞踊地謡を見ると踊り手をしっかり見ながら歌っていました。自分は歌うので精一杯で舞踊の踊りを見る余裕がなかったのに気づきました。今年も収穫と反省のあった定期公演でした。 反省といえば、鎌田会長から「伊野波節(ぬはぶし)の独唱、一緒にやろうか」と言われビビッてしまい、断ったのもひとつです。頼まれごとは試されごと、頼まれたら「はい、喜んで」と引け受けなさい、と日頃から教わっているのにまだ実践が足りません。また会長にも日頃から、少し背伸びした方が上達につながる、舞台の体力は舞台でしかつかない、といわれているのにです。ま、でも会長は私の実力を知っているはずなので恐らく冗談だったに違いない。いや、一皮むけるチャンスを逃したな。。。気を取り直して、公演の紹介は20日の沖縄タイムスでも少しされていたのでご興味のある方はぜひご覧ください。 余談ですが、公演の翌日、父に「昨日の公演、新聞に載っているはず」というと「趣味どぅやるむんぬ新進芸能家やんどぉでぃいらりてぃタイムスんかいしかさりてぃ・・・(趣味なのに新進芸能家だぞといわれタイムスにおだてられて・・・)」と批判します。確かに私は趣味ですが、「父チャン、でも会員の中には本当にすごい技量を持つ将来の実演家がいっぱいいるぜ」と心穏やかに話します。舞台を見た人なら分かるかもしれません。父も本当は沖縄の芸能の素晴らしさ、それは沖縄の宝であることを知っています。父も三線を習い新人賞に合格していますし、私と公演に足を運んだり、私の歌を聴いて励ましたりくれます。ただ私の仕事なり諸々の成果が乏しいため私に不満があるのです。 父チャンごめんよ。でも三線弾いて歌っていると心が満たされるんだ、特に舞台などプレッシャーが大きい時ほど、また仲間と一緒にやる時ほど、深い喜びの中にいる自分を感じるんだ。例えると「かぎやで風節」の歌詞に出てくる「蕾で居る花の露行逢た如」(蕾んでいた花が朝露を受けて花開いたような)喜びだよ。三線の演奏と歌はともかく、魂の叫びだよ。それにしても短い歌詞で嬉しい気持ちを見事に表現するウチナーンチュの先人の感性の豊かさにもあらためて感動だね。今度一緒に三線弾こうねー。仕事も頑張るからさ。ともあれ出演された皆様、関係者の皆様大変お疲れ様でした。 最後に、写真を撮る余裕がなかったのですが17日の午前中の控室での練習の様子を紹介します。創作舞踊・巌の松(いわおのまつ)の本番前三線地謡練習風景(YouTube)本番の結果はいかに。。。 本番の様子をご覧になられたい方は第50回定期公演DVD(17日、18日の2本、各3,000円)が販売されますのでお近くの会員または私までお求めいただけると大変嬉しいです。三線についてはまたちょくちょく書いていきたい思います。 すべての曲を弾いて歌えるように早くなりたい。目標のひとつ!
2016/12/22